旧車オーディオ改造記 その6

その6はGS-516の更なる改良を。

サブウーハーはいったん置いといて、GS-516のバスレフ化を実行しました。
外せなかった中央のアッテネーターを気合で外し、その穴を利用してバスレフポートとしたのです。

ダクトとして上の写真にあるように明治コーヒービートの筒を利用しました。
ちょうどぴったりのサイズだったので。

外す前のアッテネーターがどうなっていたかは旧車オーディオ改造記その3を見ていただくとして、アッテネーターを外した穴をパイプリーマーで削り筒状にします。
内径はちょうど2cm。

元々の形状は右隣の穴と同じでした。
右隣の穴の奥にはクラリオンのロゴプレートが張り付けてあります。
(このスピーカーは同じフロントパネルの上下を入れ替えることで左右に使い分けられるように出来ているのです)

 そこにコーヒービートの筒を5cmの長さに切って差し込みます。
パネルの厚さと合わせてダクトの長さは約5.5cmに。
 (これ以上はネットワーク基盤と吸音材にぶつかって穴がふさがってしまうのでできません)

 
アルミテープで動かないよう固定して完成。

アッテネータのパネルを外しただけなので少々見た目が悪いですが、こんな感じになります。
少し汚れも残っていますがよく見なければ気にならないレベル。

そして肝心の音ですが、もっと早くに取り組めばよかったと思うほど低音が出るようになりました。
箱が小さすぎて身動きが取れなかった12cmのFF125WKも空気の通り道が出来たことでしっかりと動くようになり、市販の小型スピーカーと遜色ないくらいの音にはなったと思います。

と同時に、いろいろ苦労して作っていたサブウーハーですがこれでお役御免となってしまいました。
出来ることなら余計なものを車に乗せたくはないですしね。

あっちはあっちで色々勉強になったので良しとします。
使い道もまだ出てくるかもしれませんし。

続きはその7へ。

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